PENTAGONのすゝめ -タイトル曲編-

基本情報

PENTAGON(펜타곤:ペンタゴン

2016年10月10日デビューの9人組男性アイドル。CUBEエンターテイメント所属。

メインボーカル2人、ラッパー2人。

韓国人メンバー7人、中国人メンバー1人、日本人メンバー1人。

作詞作曲は主にグループのリーダー フイ さん、時々他メンバー。

 

 

以下、100%の主観となんとか捻り出した言葉で一生懸命綴ります。

 

 

1. Shine

 

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2018年4月に韓国、2018年8月に日本でリリースされたPENTAGON最大のヒット曲。当時の韓国ではグループ名や曲名も知らない人でも”チジリ〜チジリ〜🎶”は知ってたんだとか、、!

 

 

耳に残るキャッチーなメロディーと、見たらなんとなく踊れてしまうサビの振り付けが印象的。

 

 

PENTAGON最大のヒット曲なだけあって、いろんなステージで何度も披露していますが、毎回小道具(ピアニカ、リュック、人形、ペンライト、、など)が違うのがポイント!あと、ステージの上をメンバーが走り回ったりわちゃわちゃしてるけど、キメるところでちゃんとキメてくるパフォーマンスが見応えあります。そういうのが好きな方は是非、、、!

 

 

MVも色味や小道具が可愛くて、どこをスクショしてもお洒落だし、数回見れば大体意味もわかるのでオススメです。

 

 

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馬鹿上手いアカペラも置いておきます。お顔もしっかり映ってます。

 

 

振り付け、ステージ、MV色々言いましたが、個人的にこの曲の1番のポイントは日本語バージョンだと思っています!!!

 

 

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サムネ右下のエキサイティングな推しがカワイィネ〜(見切れている)

 

Shineはすごいぞ!その1「ありえんくらい手の込んだ MV」

 

 

PENTAGONはもちろん韓国のアイドルだし、韓国での活動がメインとなる中、こんな手のこんだ日本語バージョンのためのMVを制作してくださった運営の皆様及びクリエイターの皆様方には頭が上がりません。メンバーの皆様も日本語が大変お上手なこと、、、!!!

 

 

韓国のアイドルが日本語の曲を出すのは、主に「1.日本デビューするとき」「2.デビューはしなくても日本でオリジナル曲を出すとき」「3.元々韓国でリリースした曲を日本語に訳して歌うとき」の3つのパターンがある(と思っている)のですが、このShineは3番目のパターンになります。

 

 

他のアイドルでも3番目のパターンで曲を出してくれることはあるけれど、日本でリリースするCDのカップリングで音源のみ収録されている場合が多いです。日本デビューもしてない中で、こんなに手のこんだMVまで制作しているアイドルは珍しいような気がします。すごい。

基本的にメンバーが可愛くおめかしして楽しく歌って踊ってるMVなので、ストーリーの考察とか難しいことも要りません。コロコロ場面が変わる紙芝居のようなMVなので見やすいかなと思います。

 

 

MVもすごいが、歌詞もすごい!

 

 

よく、日本語バージョンが出ると「韓国語ではお洒落なのに日本語になるとなんかシュールだ、、、」みたいな現象があります。曲調や雰囲気を無視した「ヤバい」「マジで」の多用、違和感のある言い回し、棒読みっぽい日本語の発音(ぶっちゃけこれはかわいい)とか、自分の母国語だから気になってしまうけど、推しがカワイイので目つぶっちゃお!みたいなこと、よくあるんですよね。違和感を感じてしまって韓国語バージョンほど曲に入り込めないというか、、、。

まあでもそのシュールささえもKポップ面白要素になって楽しいみたいなところはある。

 

 

でもこれは!!Shineはすごいぞ!!!

 

 

Shineはすごいぞ!その2「翻訳された日本語が本当に綺麗」

Kr ver.「신이 곱게 빚은 한 송이의 Flower(君は神様が造った美しい一輪の花)」

Jp ver.「Made in heaven 奇跡のFlower」

 

すごい!すごいよ〜!!!!😭😭😭😭

メイドインヘブン奇跡のフラワ〜〜〜〜😭😭😭😭天国生まれの奇跡のお花😭😭😭😭胸キュンどころの騒ぎではない。

韓国語の意味を損なわず、しかもちゃんとFlowerまで使ってしまうなんて、、、!

あと、この部分を担当してるメンバーは英語が堪能なので発音が綺麗。

 

 

ここ以外でも、韓国語の発音に近い日本語に置き換えられていたり、字余りせずにうまく音にハマっていたり、すごいポイントはたくさんあります。逆にまだまだ違和感の残るところもあるかもしれないけど、私的には全然許容範囲なのでオッケ〜!!

 

 

喋りすぎました。

 

 

2. Naughty boy(청개구리)

 

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2018年9月に韓国でリリースされた曲。(2019年2月に日本語版)

韓国語タイトルの「청개구리」は和訳すると「アマガエル」だけど、「あまのじゃく」という意味も含まれています。

なのでこの曲のキーワードは「カエル」「あまのじゃく」

 

 

またまた、耳に残るメロディーと覚えやすいスーパープリティ〜でキュ〜トな振り付けの曲。

 

 

歌詞もパッと見た感じではそんなに重たい内容ではないし、曲調も陽気だけど、個人的には、なんとなくネガティブな雰囲気が漂う曲なんですよね。MVもなんとなく暗くて湿っているような感じがするし。

大サビで全員一列手をつなぎながら「あの雲の上で美しい人と千年万年ずっと一緒に居たい」って歌うんですけど、こんなのオタク号泣案件だろ。。。。。

あとこの曲が発表されるタイミングでメンバー1人減ってしまったので、、あとこの曲の活動中メンバー1人が活動休止中だったので余計に、、、、

 

 

 まあそんな物悲しさを含みながらも、音楽番組やライブではメンバーが楽しそうに可愛く歌って踊ってくれるのがこの曲のポイントです。「ヤ!ヤ!」みたいな合いの手も楽し〜〜〜〜🎶

 

 

起伏があまりなくて、心地いいテンポの曲なので、私はボーッとしたいときに聴いたりします。(しかしサビで勝手に体が動くオタク)

 

 

 

これはメンバーを見分けることができる方向けの話になってしまいますが、私はこの曲はコシノンくんの使い方が凄く上手だなあと感心してしました。当時のビジュアルのメンバーを並べて見た感じだと、主に緑頭のウソクや真っ白の頭でニコニコ笑っているキノちゃん、小ぶりな体を一生懸命使ってカエルのダンスをするジノさんなど目をひくメンバーが沢山います。

そんな中、曲中突然真ん中に出てきて「チキン食べよ〜(意訳)」って言ってきたり、2番サビ前に1人叫んでる人、、、、!特に派手な見た目ではないのに、いい所でちょいちょい出てくるのでなんだか気になってしまいます。(顔もいいし)

 

もしも、私の初見のPENTAGONがNaughty boyだったら、「緑頭のでっかい人がいる、、!真っ白の頭の人ずっと笑ってて可愛い、、!すっっっごいちっちゃくて可愛らしいダンスの人がいる、、!で、あのちょいちょい出てきた長身の顔のいい人は???凄く気になるんですけど!」になってると思います。顔もいいし。

 

 

なんだかちょっと気になる存在のコシノン〜〜おいしいなあ〜〜〜!

 

 

3. SHA LA LA(신토불이)

 

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2019年3月に韓国でリリースされた曲。(2019年8月に日本語版)

韓国語タイトルの신토불이は仏教用語身土不二:”身”(今までの行いから生まれた結果)と”土”(身がよりどころにしている環境)とは切り離せない(不二)」という言葉と、「신나는 토요일 불타는 이밤(楽しい土曜日 燃えるこの夜)」という昔の韓国での流行語が掛けてあるんだとか、、、難しい!

 

 

この曲の特徴はとにかく神イントロからの疾!走!感!

 

 

とにかくイントロがすごい。出だしの3和音で私の体温はジワジワと上がっていきます。フイさん(作曲者)は人間の好きな和音を知っている。すなわち、フイさん(作曲者)は3和音の使い手なのだ。

淡々とした歌い出しからサビにかけて刻みのリズムが一気に増えて、だんだん盛り上がっていくのがポイント。サビがくる!くる!と思っていたら本当にくる(それはそう)

サビに入った瞬間一気に音数がグーーンと減ってリズムの刻みだけになるのもまた一興。そのあとのサビ後半で、一気に音数が増えてメインボーカルが本気出してくるのもサイコ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 

 

すみませんつい早口になってしまいました。

 

 

PENTAGONの曲の特徴の一つに、「ユウトだ!」っていうシグネチャサウンドが日本人メンバーユウトくんのラップ前によく入るというのがあるのですが、この曲には入っていません。

 

 

オタク!出番ですよ!オタクが言うのです!!

 

 

これがかなり難しい。一瞬のスキを狙って言わないといけないのでタイミングが難しい。練習が必要。 

でも「ユウトだー!」って言ったら、本当にユウトくんがど真ん中からドーーーン!と飛び出してくるのでオタク超気持ちいい。

 

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3分あたりから再生できるようにしておきました。みんなでユウトだー!しよう🎶

 

 

とにかく掛け声含め疾走感!って感じなのでライブが本当に楽しい。勢いがすごいし、オタク(主に私)も踊り出します。

 

 

晴天の中で聴いても最高だし、イントロの落ち着いた不思議な雰囲気が夜にも合うと思います。

「ストレスなんか燃やしてこの夜を楽しめ!」みたいなメッセージのある曲だと思っているので、追い込まれたとき、無双モードに入りたいときに聴きたくなります。とにかくテンション上げたいときの曲。

 

 

 

 4. Like This

 

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上記の3曲から少し時を戻します。

韓国で2017年9月にリリースされた曲。

 

 

お洒落で静かなイントロから始まる。全体的にしっとりした曲調だけどちゃんと踊る。

MVではメンバーの顔も割としっかり映っています。

 

 

個人的には、何かの”もがき”を歌っている曲なのかなと解釈しています。

全体的にモヤっとした印象ですが、大サビ前の圧感のメインボーカルからの、その後の数カウントの “間”が最高〜〜〜〜!!!!!

 

 

この曲は本当に沁みます。

深夜2時に部屋でポツンと課題をしている時や、すごく疲れてしまった日の夜に部屋を真っ暗にしてこの曲を流すと沁みます。

ゆったりした曲調とメンバーそれぞれの特徴的な歌声、無理に励ましてこない歌詞が自分の落ちている気分に寄り添ってくれる感じがして、本当に沁みます。

 

 

イントロ含め、メロディーが繊細な感じなので、夏から秋に変わる時期のひんやりと澄んだ空気の早朝、朝日が出始める頃に聞くのもオススメです。ライフハック

 

 

asmrバージョンもあるので是非!(これは少々ふざけている)

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5. Happiness

 

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PENTAGON2019年最大の名曲と名高いHappiness(私調べ)

 

 

2019年8月に日本でリリースされた曲です。(2020年2月に韓国語版)

実は2019年2月に無事日本デビューを果たしたPENTAGON。なのでHappinessは、日本でリリースされた2ndシングルのタイトル曲です。

 

 

日本でリリースしたので、当たり前ですが全部日本語です。しかも、日本オリジナルの曲なのでShineのように韓国語→日本語の順ではなく、日本語→韓国語(2020年2月)の順でリリースされました。

  

 

ワクワクするギターのイントロに、ニュージャックスイングの夏っぽい感じ、、、!

MVは、都内某所にある株式会社PENTAGONに務めているみなさん。いつものようにジノ部長がコピー機を使用していたら、突然動かなくなってしまった。真夏の暑さでおかしくなってしまったコピー機に呆れてジノ部長が頭を突っ込んだ瞬間、、、目を開けるとそこは海。突然始まるPENTAGONの夏休み、、、!といった感じでしょうか?(妄想)

メンバーのスーツ姿と楽しそうなわちゃわちゃが一気に見れるMV、嫌いなオタクおらん。

 

 

 

作詞をしたのは韓国人メンバーのキノちゃんと、日本人メンバーのユウトくん。キノちゃんは日本語がとても堪能だし、ユウトは言わずもがな日本語ぺらぺらです。日本人なので。前にキノちゃんがVライブで「今幸せになれる曲を3つほど書いてます!」ってスポしてくれていたのですが、そのうちの一曲がこれだそう。キノちゃんが韓国語で書いた歌詞をユウトと相談しながら日本語に直したみたいです。いや〜〜それにしてもこの内容を理解できるキノちゃんすごいし、キノちゃんの想いを綺麗な日本語に直せるユウトもすごい。 PENTAGONはすごい。

 

 

走り出せ〜と背中を押してくれるHappinessや、君が笑えば〜なハピネスなど、日本にもすでにHappinessという曲は沢山あるけれど、こんなにも真正面から「僕と一緒に幸せになろう!」と手を引いてくれるHappinessは初めてです。(当社比)

いい大人が「幸せ」だの「永遠」だの、、とは思ってしまいますが、こんな真っ直ぐに言われるとついて行きたくなっちゃうし連れ出して欲しくなっちゃうじゃんね、、、!幸せな曲のはずなのになんかエモ〜〜〜ってなって泣けてきてしまう。こんな日本語でしか表現できなくて申し訳ない。

 

 

この曲が発売された2019年8月は、日韓問題のニュースが毎日報道されていました。幸か不幸か、そんなタイミングでこのような曲をリリースすることになったPENTAGON。無事に8月の日本のイベントでこの曲を聴けたときは、本当に「今日来てよかった!会えてよかった!PENTAGONを応援していてよかった!号泣(ごうなき)」になりました。(薄っぺらい感想)

 

 

自然な日本語の言い回し、綺麗な発音、夏っぽい陽気なメロディーと、これでもかというくらい幸せそうなMV。こんなクオリティの曲とMVを日本の活動曲にしてくれるなんて、、、!自分、日本に生まれてよかったです。それぐらい、これはどこに出しても恥ずかしくないし、自信を持ってオススメできるPENTAGONの日本語曲です。

 

 

 

喋りすぎました。次回カップリング編に続きます。